【オンラインモニタリング】いまさら聞けないZoomの基本操作を解説!
2024年09月05日
目次
・はじめに
・Zoomとは
・Zoomの基本的な使い方
・Zoomのダウンロード方法
・自分でミーティングを開催して招待する
・ミーティングへの参加方法
・Zoomの主要機能
・オーディオ・ビデオ
・画面共有
・チャット機能
新型コロナウイルスの拡大に伴い、ケアマネジャーの研修でもZoomを活用したものが増えてきたと思います。
また、新型コロナウイルス感染拡大時には、特例措置として退院前カンファレンスの際にオンラインでの参加や担当者会議をオンラインで行うこと等も認められ、恒久化されました。
(コロナ特例時は電話やオンラインでのモニタリングも認められていました)
令和6年度介護報酬改定により、新たにオンラインモニタリングが位置付けられ、Zoom等のICTツールを活用したモニタリングが制度化されました。
それらを受けて、ケアマネジャーは研修実施団体や退院前カンファレンス時に病院が設定したZoomに参加することが可能になりましたが、自分でZoomの操作ができない方も多いのではないでしょうか?
そこで、今回はZoomの基本的な使い方について解説いたします。
Zoom(ズーム)は、ビデオ通話ができるオンライン会議ツールであり、特にビジネスシーンに最適化されたサービスです。Zoomを利用するためには、パソコン、スマートフォン、タブレットなどのデバイスとインターネット接続環境が必要です。
Zoomには無料版と有料版があり、無料版では最大100人までの通話が可能ですが、40分間の制限があります。そのため、長時間の会議や大規模なミーティングには有料プランの利用が推奨されます。
基本的な使い方としては、アカウントを作成し、アプリをインストールすることから始めます。Zoomは他のオンライン会議サービスと比較してもシェアが高く、操作が簡単で接続が安定している点が特徴です。
Zoomのダウンロード方法
まず、Zoom公式サイトにアクセスし、アカウントを作成します。
下記画像の通り公式サイトへアクセスし、「無料でサインアップ」をクリック。そのあとのページでは登録したいメールアドレスを入力する。
登録したメールアドレス宛に認証コードが記載されているので、次に出てくる入力画面に入力し、「認証」をクリックします。また名前、パスワードを入力しアカウントが完成。
その後再度Zoom公式サイトのダウンロードのページよりアプリのダウンロードを実行します。
自分でミーティングを開催して招待する
アプリを起動しログイン後、「新規ミーティング」ボタンをクリックし、次に出てくる画面の「コンピュータオーディオで参加」をクリックする。ミーティングが開始されると、自動的に自分自身がホストとしてミーティングの設定を変更できる権限を持ちます。
参加者を招待するには、
①ミーティング画面下の「参加者」の右上にある三角をクリック。
②クリック後、でてきた「招待」をクリックすると「招待リンクをコピー」と「招待状をコピー」が出てくる。
③招待状をコピーすると画像のようなものがコピーされるので、招待したい相手のメールなどに貼り付けてリンクを送る。
これでPCを使って簡単にミーティングを開催できます。
ミーティングへの参加方法
ミーティングに参加するには、「受け取った招待リンク」をクリックするか、「ミーティングID」を入力する方法があります。
①「受け取った招待リンク」をクリックする方法であれば、送られてきたURLをクリックすることで、自動的にZoomアプリが起動し、参加できます。
②「ミーティングID」を入力する方法であれば、アプリ内の「参加」をクリックし、ミーティングIDおよび名前を入力します。そして「参加」ボタンを押すと、ミーティングに参加できます。
※パスワードが必要な場合は、招待者から提供されたパスワードを入力して参加してください。
オーディオ・ビデオ
Zoomのミーティングに参加すると、左下に「オーディオ」と「ビデオ」というボタンがあります。
オーディオ:オーディオ機能は、参加者が音声でコミュニケーションを取るためのものです。マイクを通じて自分の声を他の参加者に伝えることができます。また、スピーカーまたはヘッドフォンを通じて他の参加者からの音声を聞くことができます。
ビデオ: ビデオ機能は、ウェブカメラを使用して自分の映像を他の参加者と共有するためのものです。これにより、顔を見ながらコミュニケーションを取ることができます。
ON/OFFする方法は簡単で、左下のボタンをそれぞれクリックするだけで操作できます。
斜線が入っている状態がOFFになっている状態で、クリックすることで斜線が消えてONにすることができます。
画面共有
Zoomの画面共有機能は、プレゼンテーションや資料の共有に非常に便利です。
自分のパソコン画面全体、特定のアプリケーションウィンドウ、または特定のブラウザタブを参加者に見せることができます。リアルタイムで操作を共有することができるので、数値の修正なども共有しながら行うことも可能です。
具体的な操作は、
①ミーティング中に画面下の「共有」ボタンをクリックします。
②すると、画像のようにどの画面を表示するか選択できるようになります。そこで共有したいページを選択し、共有をクリック。
③先ほどまでのZoomの画面とは異なり、共有したいページが全員の画面に表示されるようになります。そのまま共有したページを操作することができ、その様子も参加者に見てもらうことができます。
例)Google Chromeで検索する様子をリアルタイムで共有できる
今どの画面が表示されているかは、画面上部にある緑の「画面共有中」というところから確認することができます。また画面共有を終了したい場合には、赤くなっている「共有の停止」をクリックすることで共有を停止することができます。
チャット機能
Zoomのチャット機能は、ミーティング中のコミュニケーションを補完する役割を果たします。音声やビデオでの会話が難しい場合や、ミーティングの途中でメモやリンクを共有したい場合に便利です。ミーティング中は全員にメッセージを送ることも、特定の参加者にだけメッセージを送ることもできます。
操作方法は、画面下のチャットをクリックする。すると右側にチャットを入力、閲覧できるページが出現するので、その下にある「メッセージを入力してください」の欄に送りたいメッセージを入力。紙飛行機のマークをクリックすることで、書いたメッセージを送信できます。
説明してきたように、今回はZoomの基本的な機能に関してご説明いたしました。
まだ初歩の操作と機能の説明ですので、今後上級者向けの説明もさせていただければ幸いです。
オンラインモニタリングや担当者会議などの場面でZoomを使用する場合もあるかと思いますので、ぜひ今回の記事をお役立てくださいませ。